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耕すことの四方山話

06 その場反転プラウ

その昔、タカキタの三代目社長  高北耕さんは、「その場反転プラウ」の開発に懸命でした。京都大学の川村教授と組んで、何とか物にしようとしましたが、完成する前に夭折してしまいました。プラウ耕は土を寄せるので、後の均平処理に手間が掛かります。これを無くそうとしたのが、「その場反転プラウ」です。

私も試作機を見せて貰ったことがありますが、ボトムプラウに忠実である限り無理であると判断しました。

一歩退って二歩前進という言葉があります。

理想を追うばかりに先へ進めない場合、一歩戻ってみると、多少の妥協あったとしても、そこから二歩進むことができれば、一歩とはいえ、目的に近づくことができます。

日本式簡易耕の創始者として、水田耕起に新しい提案を行っていくこともスガノ農機の役割であると認識しています。

例えば、スタブルカルチにプラウ的な反転鋤込みの要素をさらに組み入れれば、その場反転に近づけるのではないかと期待できます。製品開発は一朝一夕にできるものではありませんが、世の中はそれで進歩するのですから、常に新しさを求めることは大切だと思います。

 

06-01 その場反転プラウ構想
この形態に小さなプラソイラを組合わせてもよいが、水田農家のトラクタは必ずしも高馬力ではないので、あまりけん引抵抗が大きくなるのは好ましくない。一方、水田耕起で25センチを目標にするならば、この羽根を大きくし、反転性を高めると同時に、後方にディスクを配列するなども便法である。複合簡易耕とすればマルチプルカルチベータと呼んでよい。