2021年 下期 総合カタログ スガノ農機 株式会社
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有機物反転鋤込み深耕による土づくり。農耕の基本「耕す」と言うこと、それは土地の持つ潜在能力を最大限に引出し、同時に表層の疲労した土壌を下層に休息保全させ、再生産を促す技術です。耕す機械の代表的なものは、深耕、反転・鋤込み耕ができるプラウです。深耕は、根の生育範囲を拡大し、また環境を改善し保持します。反転・鋤込みは、疲労した土壌に有機物や堆肥等の供給と共に下層で休息保全させ、肥沃度をあげます。サブソイラの特徴プラウの効果サブソイラの特徴プラウのポイント●団粒構造形成を促進する。●連作障害を回避する。●冷害・干ばつを回避する。●害虫の卵や雑草の種子を抑制。●乾田化と地温上昇。●緑肥を一工程で鋤込む。●水稲の根腐れ・秋落ち防止。砕土整地は重要耕起後の砕土整地には、バーチカルハローやプレス耕法用作業機の使用をご検討ください。踏圧(硬盤)の解消プラウ耕は毎年同じ深さで作業をしていると、タイヤの踏圧などで硬盤が形成されます。その解決策として、サブソイラで硬盤を破砕する方法と、別売の心土犂でプラウ耕と同時に作土(犂底)の下を破砕する方法があります。プラウの基本作業有機物循環農法は、あらかじめスタブルカルチなどで収穫残渣物と土を混和させます。表層は地温が高く、微生物は盛んに活動して残渣物を腐植させます。このような状態にしておいて秋に、あるいは春にプラウで鋤込むのが基本です。リバーシブルプラウとワンウェイプラウリバーシブルプラウは左右反転ボトムを上下に装備し、順次に往復作業ができます。ワンウェイプラウは、右反転ボトムのみを装備し、片道作業のみです。心土改良心土が不良な場合、プラウで一度に深く耕すことは新しい土が多く上がるために、減収につながります。この時は、数年サブソイラ耕やプラソイラ耕を行います。これにより下層は破砕され空気や水が入り、根の伸長を促してやがて根は腐植します。この繰返しで心土層が改良されます。その後プラウ耕を行うことで心土改良ができます。R204CRBカテゴリRリバーシブルプラウPワンウェイボトムサイズ1212inch151415inch14inch1616inch1818inch2020inch種類AYPボトム BAPボトム 連数11連22連33連CYTボトム 44連DSTボトム55連EATボトム66連FYEボトム77連HY13JY14MS10-14仕様①(装備)A油圧オフセットBショートフレーム仕様②(分類)A丘曳きB溝曳きC丘溝兼用Fコールタ+カバーボード+エクステンション+ゲージホイルG最終連コールタ+カバーボード+エクステンション+ゲージホイルHコールタ+カバーボード+エクステンションJカバーボード+エクステンション+ゲージホイルMカバーボード+ゲージホイルN油圧オフセット+最終連コールタ+カバーボード+エクステンション+ゲージホイルP油圧オフセット+フルコールタ+カバーボード+エクステンション+ゲージホイルQスイング式+プラス1フレーム+カバーボード+エクステンション+ゲージホイルR強化フレーム+スイング式+プラス1フレーム+カバーボード+エクステンション+ゲージホイルS安全装置(アキュームレータ)+フルコータ+カバーボード+エクステンション+ゲージホイルT安全装置(アキュームレータ)+強化フレーム+スイング式+プラス1フレーム+フルコータ+カバーボード+エクステンション+ゲージホイル反転耕起ボトムプラウ有機物反転鋤込み深耕による土づくり。農耕の基本「耕す」と言うこと、それは土地の持つ潜在能力を最大限に引出し、同時に表層の疲労した土壌を下層に休息保全させ、再生産を促す技術です。耕す機械の代表的なものは、深耕、反転・鋤込み耕ができるプラウです。深耕は、根の生育範囲を拡大し、また環境を改善し保持します。反転・鋤込みは、疲労した土壌に有機物や堆肥等の供給と共に下層で休息保全させ、肥沃度をあげます。55反転耕起ボトムプラウボトムプラウ反転耕起

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